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県立高校 新たな再編計画策定へ 地域検討会議スタート【岩手】
県立高校の新たな再編計画策定に向け、各地域の代表者らと意見を交わす検討会議が20日から始まりました。
県教育委員会は来年1月までに次期県立高校再編計画最終案の取りまとめを目指していて、20日は先月発表された長期ビジョンをもとに盛岡市・雫石町・葛巻町・矢巾町の関係者らと意見を交わしました。
長期ビジョンによりますと、中学校を卒業する生徒は県内で2024年に9954人だったのに対し2038年には5798人と半数近くまで減ると推計されています。
会議の出席者からは県外からも生徒を確保するために、各高校で生徒に選ばれる独自性や魅力の強化が必要だという意見や、地域から高校がなくなることで公共交通機関の通学利用がなくなり、廃線につながる恐れがあるなどといった声が上がりました。
1回目の検討会議は来月にかけて県内すべての市町村を対象にあわせて8カ所で開催されます。