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県内の労働災害死傷者数 去年1366人 前年を下回る【岩手】
去年1年間に岩手県内で発生した労働災害による死傷者の数は前の年を下回ったものの、依然として転倒事故が多くを占めています。
岩手労働局のまとめによりますと、去年、労働災害で亡くなったのは10人でけがをした人と合わせると1366人でした。
前の年と比べて76人少なくなりましたが、引き続き「転倒」によるものが最多の28.5%を占めました。
労働災害の発生状況を業種別に見ると、製造業が279人、建設業が198人などとなっています。
岩手労働局は、今年に入って転倒事故が増えていることから、対策に積極的に取り組むとともに、本格的な夏を前に熱中症対策の周知にも努めるとしています。