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農業用水路から漏水 町道が通行止め 復旧には1週間以上【岩手・矢巾町】

 23日午前、岩手県矢巾町の町道で地下を通る農業用水路から水が漏れ、一時道路が冠水しました。町道は通行止めになっていて、復旧には少なくとも1週間程度かかるとみられています。

 通行止めとなっているのは、矢巾町煙山の町道西部開拓線で、午前10時半すぎ、道路が冠水していると警察に通報がありました。

 原因は、道路の下に整備されている農業用水路からの漏水と見られ、管理する鹿妻穴堰土地改良区によりますと、何らかの原因で水路が破損した可能性が高いということです。

 町は当面の間、やはばアスレチックパークジャンパランド付近の交差点から南におよそ1キロを通行止めにし、復旧作業に当たることにしていて、解除には少なくとも1周間程度はかかるとしています。

 水路は近くの田んぼなどに農業用水を供給するためのもので、2002年に完成しました。

 今年は、4月から通水を開始し、その際に漏水は確認されなかったということです。