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危険生物対策講習会 クマ・ハチ対策【岩手・盛岡市】

建設会社の社員たちが県内で出没が相次ぐクマや刺激すると危険なハチから身を守るための対策を学びました。

対策を学んだのは、盛岡市に本社を置く建設会社・樋下建設の社員たちです。去年に続き2回目の開催で13人が参加しました。

講師に招かれたのは雫石町の職員で農林水産省の鳥獣被害対策アドバイザーも務める谷崎修さんです。

講義の中で谷崎さんは、ダムの維持工事などで山間部に入ることが多い社員に対し、音の出るものを持つことや声をだしたり手をたたいたりして自分の存在を知らせることが大切だと強調しました。

またクマ以外にも毒を持つスズメバチなどに遭遇する危険性が高いことから今年は新たにハチ対策の講義も行われ明るい色の服や帽子を身につけることなどが伝えられました。

このあと参加者たちは実際にクマを追い払うためのスプレーや花火を使った発射訓練を行いました。

樋下建設では今後、各部署に研修内容を共有するということです。