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桜ライン311 桜のせん定枝を草木染めに【岩手・陸前高田市】

東日本大震災の記憶を後世に伝える桜ライン311の一環として、せん定で出た枝を活用した草木染め講座が行われました。

陸前高田市の津波到達点170キロに桜を植樹する取り組み、桜ライン311。6月2日は高田第一中学校で桜ライン311の枝を活用した草木染めの講座が行われました。

まずは枝を煮て、じっくりと色を抽出していきます。その間生徒たちはハンカチをゴムで結んだり洗濯ばさみで挟んだり。生地に圧力がかかっている部分は染料がしみこまないためこうすることで模様が生まれます。

染料にしばらく漬け広げると、桜の枝からは想像できない色鮮やかなハンカチが完成しました。

草木染めを通じ生徒たちは桜ライン311をより身近に感じていました。