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フグで3人食中毒 保健所がすし店に立ち入り検査【岩手・盛岡市】
盛岡市のすし店でフグの毒が原因の食中毒が発生しました。
この店は県の認定を受けておらず食品衛生法で禁止されている有毒部位を客に出していました。
盛岡市保健所によりますと、盛岡市本町通の「ふじわら」で5日夜にフグの刺し身を食べた3人の客が手のしびれや呼吸の苦しさなどを訴え病院を受診しました。
刺し身には食品衛生法で提供が禁止されているフグの有毒部位の肝臓も含まれていて、2人が入院をしたということです。命に別状はありません。
保健所はフグを原因とする食中毒と断定し、この店をきのうまでの2日間営業停止処分としていて5日午前立ち入り検査に入りました。
この店はフグを客に出すために必要な県の認定を受けておらず、処理する資格も持っていないということです。