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参院選日程を閣議決定 岩手選挙区は3つ巴の争いへ【岩手】
政府は夏の参議院選挙の日程について7月3日公示、20日投開票とすることを24日の閣議で決定しました。
岩手選挙区は3つ巴の争いが濃厚です。
7月20日は3連休の中日にあたります。国政選挙の投開票日が連休中日となるのは今の憲法の下では、補欠選挙をのぞいて初めてです。
石破政権にとっては政権維持をかけた戦いで、政権運営の評価を受ける場ともなります。
与野党ともに掲げる物価高対策や社会保障、外交・安全保障政策なども争点です。
夏の参院選岩手選挙区にはこれまでに、立憲民主党・現職の横沢高徳さん、自民党・元職の平野達男さん、参政党・新人の及川泰輔さんが立候補を表明しています。
こうした中、県警察本部は県内に16ある警察署の署長らを集めた会議を開き、選挙違反の取り締まりについて再確認しました。
県警本部の増田武志本部長は、街頭演説に対する悪質な妨害やSNS上でのうその情報など最近の選挙をめぐる状況について触れ、「選挙の公正を害する悪質な違反を看過することなく取り締まり、選挙の公正を求める県民の期待に応えてほしい」と訓示しました。
会議では本部長や各部長から指示が出され、取り締まりに向けた認識を共有したということです。