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甲子園をかけ岩手の頂点をめざす 注目の組み合わせ詳報【岩手】
ブロックごとの組み合わせです。
Aブロック。開幕カードは花北青雲と盛岡四の一戦です。統合後初のシード権を獲得した釜石は、沿岸連合と花巻南の勝者と対戦。そして第一シードには、4年ぶり12度目の夏の頂点を目指す盛岡大付が控えます。
続いてはBブロック。2年ぶりのシード権を獲得した水沢工は宮古商工と岩泉の勝者と、春の県大会で創部10年目にして初のベスト4入りを果たした盛岡誠桜は、北桜と遠野の勝者と対戦します。
変わってCブロック。秋の県大会を制した一関学院は岩手と黒沢尻工業の勝者と、春の県大会で3位に輝いた専大北上は大船渡と一関高専の勝者と激突します。また夏2連覇中で春のセンバツでベスト8に入った花巻東が、18年ぶりのノーシードで今年の夏を迎えます。
最後にDブロックです。10回目の夏の甲子園をめざす盛岡一は、水沢と福岡の勝者と戦います。そして注目は春の県大会準優勝の久慈。センバツでは21世紀枠で惜しくも落選となりましたが、この夏は46年ぶり2度目の甲子園をめざします。
今年の夏の岩手大会の展望を元大船渡高校監督で、岩手朝日テレビ高校野球解説者の今野一夫さんに聞きました。
(岩手朝日テレビ高校野球解説者 今野一夫さん)
「第1シードは盛岡大付、第2シードが久慈、そこにノーシードではあるが花巻東、こちらはセンバツでベスト8に入っている。さらに秋の優勝校一関学院もすぐ近くにいる。このあたりのチームが中心となって大会が動いていくという感じになるんじゃないか。私の考えでは(3人で1本柱)というのではちょっときついだろうと思っている。やっぱり“(3本柱)で試合を戦っていかないとなかなか夏の大会は体力的にも消費するところがあるし、一球にかける思いというのは普段とははるかに違うので、そのあたりをどう努力してどう準備してくるかというのは非常に大事かと思う。」
夏の高校野球岩手大会、今年もきたぎんボールパークと花巻球場の2会場で試合が行われます。開幕は7月9日、決勝は24日に行われる予定です。岩手朝日テレビでは、選手たちの熱い戦いを今年も連日お伝えします。地上波では開会式の模様と、2回戦から決勝戦までを、インターネットでは開会式から決勝戦までの全試合をお伝えします。