NEWS / 県内ニュース
リンゴ病 警報基準下回る 百日せきの年間累計 過去最多年の13倍に【岩手】
百日せきの感染拡大が続いています。岩手県内では新たに97人の感染が確認され、今年の累計患者数は年間最多だった2019年のおよそ13倍に達しています。
百日せきは、激しい咳が伴う、細菌性の感染症で、新生児が感染すると呼吸困難などで死亡する恐れがあります。
県感染症情報センターによると、県内では6月23日からの1周間で、前の週より2人多い97人の感染が確認されました。
の累計患者数は860人となりこれまで年間最多だった2019年のおよそ13倍に達しています。
一方、伝染性紅斑いわゆるリンゴ病の患者数は、1医療機関当たり1.56人となり、警報開始基準の2人を下回りました。
しかし、県は「1.0人を下回るまで警報は継続する」としていて、手洗いやマスクの着用などの対策を呼びかけています。