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戦争の記憶 朗読で後世へ【岩手・盛岡市】

広島と長崎への原爆投下を題材とした朗読会が盛岡市の中学校で開かれました。

飯岡中学校で朝から行われていた朗読会の練習。読んでいるのは原爆投下を題材とした作品「この子たちの夏」です。

手記などをもとに広島と長崎で原爆が投下される前後の親子の様子が描かれていて、戦争の悲惨さと共に平和を訴えかける作品です。

飯岡中学校では戦争の記憶を後世に伝えようと、毎年この時期に生徒とボランティアが「この子たちの夏」の朗読を行っています。

本番では2年生の生徒81人が耳を傾けました。

80年前の戦争の記憶を10代の生徒たちがしっかりと受け止めていました。