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夏の高校野球岩手大会開幕 52チームが甲子園めざし熱戦始まる【岩手】

 夏の甲子園出場をめざす戦いが始まりました。夏の高校野球岩手大会が開幕し、盛岡市のきたぎんボールパークで開会式が行われました。

 9日の開会式には58校52チームが集まり、去年の優勝校花巻東を先頭に選手たちが堂々と入場行進しました。

 出場校を代表して、選手宣誓を務めたのは大野・葛巻・伊保内連合の有坂昌剛主将です。

 夏の甲子園を目指す球児たちの熱戦が幕を開けました。

 各校のキャプテンは意気込み十分です。

 開会式の後にはセレモニーが行われました。

 盛岡四音楽部による合唱や6校の応援団が一緒になって伝統のバンカラ応援を披露するなど、選手たちにエールが送られました。

 夏の岩手大会は、きたぎんボールパークと花巻球場の2つの会場で試合が行われ、日程が順調に進めば決勝は24日です。

 熱戦の火ぶたが切られた夏の岩手大会。開幕戦は手に汗握るシーソーゲームとなりました。

 開幕戦は花北青雲と盛岡四が激突。1回、盛岡四はヒットや盗塁などでチャンスを作ると、内野ゴロの間に先制します。

 対する花北青雲は3回、ランナー2人を置き5番高橋惇紀。

 右中間を破るタイムリースリーベースですぐさま同点に追いつくと。5番阿部も続き、逆転に成功します。

 しかし、4回、盛岡四高は満塁のチャンスを作り、3番吉田が同点のタイムリーヒット、さらに押し出しのフォアボールで再びリードを奪います。

 6回には同点に追いつかれますが、得点圏にランナーを置き、6番高橋惺南が勝ち越しの一打を放ちます。

 このままでは終われない花北青雲は8回、6番小原煌次朗。

 このあと3点を加えた盛岡四が8対4で花北青雲を下し2回戦進出です。

 10日は盛岡市と花巻市の2球場で1回戦6試合が予定されています。

 盛岡・きたぎんボールパークの第1試合は黒沢尻北対花巻北。

 第2試合は一関工対盛岡工です。

 第3試合は大野・葛巻・伊保内連合と平舘が対戦します。

 花巻球場の第1試合は大船渡東、住田・山田の沿岸連合対花巻南。

 第2試合は南昌みらい対宮古。

 第3試合は水沢一と遠野緑峰、江南義塾盛岡の連合チーム、緑峰・江南連合が対戦します。

 岩手朝日テレビでは、球児たちの熱戦の模様を14日から地上波で生放送する他、すべての試合をインターネットでライブ配信します。