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2029年度 生産数を1.5倍に ジャパンセミコンダクター 菅原新社長抱負を語る【岩手・北上市】

 岩手県北上市に本社を置くジャパンセミコンダクターに、新たな社長が就任し、今後の抱負を語りました。

 東芝グループの半導体製造拠点の1つであるジャパンセミコンダクターは、自動車や家電製品などに使われる半導体を製造する他、プリンターやスキャナーに使われるイメージセンサーは、トップシェアを誇ります。

 6月の株主総会で就任した菅原毅新社長は、これまで東芝の連結子会社で集積回路の開発を担当してきました。

 菅原社長は、これまでの事業に加え、新規ビジネスを創出することで2029年度の生産数1.5倍をめざしています。

 また、県をはじめとした産学官連携で半導体関連の人材育成施設「I−SPARK(アイ−スパーク)」が北上市に開講するなど、人手不足解消に力を入れる現状に期待感を示しました。

 ジャパンセミコンダクターでは、地元小学校を中心に、半導体に関する出前授業を行うなど認知拡大にも力を入れていくということです。