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相次ぐクマ被害受け 達増知事 クマの数を減らす必要【岩手・盛岡市】

 北上市などで相次ぐクマによる被害を受け、岩手県の達増知事は「クマの数を減らすことをしていかなければならない」と述べ、今後の対策の必要性を強調しました。

 達増知事は、北上市で高齢女性がクマに襲われ死亡したことについて「住宅や農地を林が取り囲んでいてクマが隠れながら住宅に出没している」と分析した上で、今後必要な対策について次のように述べました。

 (達増知事)

 「注意をしても鍵を破られたり壁を壊されたりしてクマが侵入することがあるので、山と平地の間クマが隠れられないようにして、人が住んでいるところとクマがいるところの一線を画すようなことをやっていかなければならないし、個体数管理、クマの数を減らすことをしていかなければならない局面。」

 また、11日クマ1頭が駆除されたことについては「今後調査が進んで実態が解明されていくということで大きい前進があったと受け止める」と話しました。