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企画展「艦砲射撃80年〜未来に伝えるために〜」【岩手・釜石市】

太平洋戦争のさなか、釜石市は2度にわたり艦砲射撃を受けました。

14日は1回目の攻撃からちょうど80年にあたります。

釜石市では、この悲劇を伝えて行こうと企画展が開かれています。

釜石市は終戦間際の1945年、7月14日と8月9日の2度にわたりアメリカ軍による艦砲射撃を受け、市民ら780人以上が死亡しました。

会場には市内に打ち込まれた砲弾をはじめ、戦争の悲惨さや戦時中の暮らしの苦しさを物語る資料172点が展示されています。

艦砲射撃の被害を免れた文机は戦争中に病死した男性が生前製作したもので、その娘が形見として大切に使って来ました。

企画展「艦砲射撃80年〜未来に伝えるために〜」は9月7日まで開かれています。