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最低賃金の議論始まる【岩手】

物価高騰が続く中、県内の最低賃金について引き上げに向けた議論が始まりました。

最低賃金は労働者側と経営者側の代表者らで構成される、岩手地方最低賃金審議会を経て決められます。

15日は、岩手労働局の白石好春局長から審議会の齋藤信之会長に最低賃金の改正について調査と審議を求める諮問書が手渡されました。

県内の最低賃金は去年、過去最大となる59円の引き上げとなり現在は時給952円ですが、全国的には秋田に次ぎ2番目に低い水準で全国平均を100円以上下回っています。

新たな最低賃金は県内の経済状況や事業者の賃金支払い能力などを考慮し審議され、例年通りであれば8月に答申、10月にも適用されます。