NEWS / 県内ニュース
夏の高校野球岩手大会 22日の準決勝を展望
岩手の頂点を目指す戦いは22日準決勝を迎え、個性あふれる強豪4校が夢の甲子園をかけて火花を散らします。
52チームが頂点を目指す夏。ベスト4に駒を進めたのは、第1シード盛岡大付属、創部10年目で初の夏の準決勝進出を決めた盛岡誠桜、戦後の県高校野球史上初の3連覇を狙う花巻東、そして公立校唯一の4強入り沿岸の雄・久慈。
元大船渡高校監督で、IAT高校野球解説者の今野一夫さんにそれぞれの注目選手を聞きました。
準決勝第1試合は、盛岡大付属と盛岡誠桜の一戦。強打の伝統を誇る盛岡大付属は、今大会ここまでノーエラー。攻めて良し、守って良し。まさにスキのない完成度の高い戦いぶりを見せています。
対する盛岡誠桜は、打線が止まりません。ここまで全試合で二桁安打を記録し、3試合で放ったヒットはなんと46本!圧巻の打撃力を武器に、一気に準決勝まで駆け上がってきました。
そして第2試合は花巻東と久慈が激突。花巻東はまさに横綱相撲。盛岡中央、一関学院、専大北上といった強豪私学を相手に、いずれも大差で快勝。センバツベスト8の実績そのままに、磐石の戦いぶりで頂点を見据えます。
一方、46年ぶり2度目の聖地を目指す久慈。すべての試合で1回に先制点を奪うなど、流れをつかむ巧さが光ります。主力の多くは、中学時代に全国準優勝を経験した実力派。豊富な経験と抜群の安定感で夢の甲子園に挑みます。