NEWS / 県内ニュース
駆除したクマ 女性襲い死亡させたと特定【岩手・北上市】
北上市は7月11日に駆除したクマについてDNA検査の結果、高齢女性を襲い死亡させたクマと特定したと発表しました。
7月4日、北上市和賀町山口の住宅の居間で、81歳の女性がクマに襲われ死亡しているのが見つかりました。
7月11日に周辺では体長1メートル30センチほどのクマ1頭が駆除されていて、これまで市は「女性を襲ったクマの可能性が高い」としていました。
市によりますと、女性が襲われた家から採取したクマの体毛と駆除したクマの筋肉サンプルから抽出したDNAを遺伝子解析した結果、DNAの型が一致したため同一個体と判断したということです。
一方、市内では現在もクマの目撃情報が多く寄せられていることから、市は引き続き住民に対し戸締まりの徹底などを呼びかけるとともに警戒体制を維持しています。