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カキ養殖施設などに津波被害 漁業者 がんばるしかない【岩手】

 30日の津波では、漁業への被害も出ています。岩手県大船渡市や陸前高田市ではカキなどの養殖施設を固定するためのロープが切れているのが確認されました。

 30日、40センチの津波を観測した大船渡市では、養殖施設が、元の場所から流されているのが見つかり、1日朝は、湾口防波堤の内側で漁船が施設をけん引する作業が行われました。

 陸前高田市の広田湾でも養殖いかだを海に固定するアンカーロープやいかだを連結させていたロープが切れている被害が見つかり、小友地区や米崎地区の漁業者が復旧作業にあたりました。

 広田湾漁協によりますと、これまでにロープなどへの被害が26カ所見つかったということです。