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石碑建立について大槌町「条件付き」で認める回答【岩手】
岩手県大槌町の役場庁舎跡地について、町は職員遺族による石碑の建立を条件付きで認める回答をしました。
大槌町を巡っては震災の津波で犠牲になった職員の遺族らが役場庁舎跡地への慰霊碑の建立を求めていました。
しかし、町は跡地を慰霊ではなく震災伝承の場として建立を認めず、遺族側が伝承を目的とした石碑の設置に要望を変更していました。
これを踏まえ、町はきのう条件付きで遺族側に石碑の建立を認めました。
条件では遺族側が石碑への記載を求めていた所属課ごとの犠牲者数について「慰霊の意味合いが強くなりうるため不記載とすること」としています。