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花巻東 8日智弁和歌山と初戦 現地リポート 勝利の鍵は投手陣【岩手】

 夏の甲子園に3年連続出場の花巻東は8日、智弁和歌山との初戦を迎えます。センバツ準優勝校相手に投手陣が勝利の鍵を握りそうです。中森アナウンサーのリポートです。

 (中森至アナウンサー)

 「尼崎市内にある球場では現在、強い雨が降っていますが、選手たちの大きな声が響いています。雨にも負けず、チームのボルテージは最高潮です。」

 午前8時ごろ、花巻東の選手たちは降りしきる雨の中、およそ2時間に渡って汗を流しました。

 初戦の相手はセンバツ準優勝校の智弁和歌山。地方大会のチーム打率は3割5分、守っては5試合で3失点と投打にわたって高い実力を誇ります。

 強豪相手にどんな戦いをせるのか。監督に理想の試合展開を聞くと。

 (花巻東 佐々木洋監督)

「なんとかローゲームに持ち込まないと勝てないと思うので、まずは相手の打線を抑えるということに集中したい。」

 監督がキーマンに上げたのは、岩手大会の決勝で完投した萬谷投手。ブルペンで30球ほど投げ込み、ボールの感触を確かめていました。

 また、県大会で7回を投げて無失点、外野手の赤間選手も力強いボールをおよそ30球投げ、調子の良さを伺わせていました。7日は、シートノックや連携の確認など練習時間の半分以上を守備練習に割きました。

 一方、シート打撃では中軸を担う新田選手や古城選手が長打を放つなど順調な仕上がりを見せています。

 花巻東の初戦は8日の第1試合、午前8時開始予定です。