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夏の甲子園 花巻東 攻守で粘り初戦突破 センバツ準優勝校の智弁和歌山に快勝【岩手】

 夏の甲子園で岩手代表の花巻東は1回戦で智弁和歌山と対戦しました。要所で得点を重ね、春のセンバツに続く2季連続の初戦突破です。

 スタンドにおよそ500人の応援が詰めかける中、試合は序盤から動きます。

 花巻東は1回、1対1の同点で5番赤間。センターへの犠牲フライで勝ち越しに成功します。

 一方、守りでは先発のマウンドに上った萬谷がランナーを背負いながらも粘りのピッチングで得点を与えません。

 流れを掴んだ花巻東は5回。チャンスで3番新田が、6回には7番高橋蓮太郎にもタイムリーが飛び出し、リードを3点に広げます。

 しかし、相手はセンバツ準優勝校。簡単には終わらせません。

 9回、花巻東はツーアウト満塁とホームランが出れば、逆転のピンチを招きます。

 最後は渾身のストレートで試合を締めました。

 萬谷は9回1失点で見事完投。花巻東がセンバツに続く2季連続の初戦突破です。