NEWS / 県内ニュース
発達障害の絵本作家 小野寺悠来さん初の原画展【岩手・奥州市】
20代の絵本作家が自身の発達障害の経験をもとに描いた作品の原画展が奥州市で開かれています。
奥州市出身・在住の小野寺悠来さん22歳。小学2年生の時に発達障害と診断されました。
「たたかう1ぴき狼」主人公のオオカミ・ウォル君のモデルは小野寺さん自身で、小野寺さんが子どもの頃に困ったこと、母・美香さんが交換日記などで気持ちをわかろうとしてくれたことが描かれています。
会場では、小野寺さんが手掛けた絵本の原画120点ほどが初めて公開され、訪れた人は優しいタッチのイラストと書かれた言葉に見入っていました。
ウォル君シリーズ絵本原画展「1ぴきだけの狼展」は14日まで奥州市文化会館Zホールで開かれていて、入場は無料です。