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夏巡業 大相撲盛岡場所【岩手・盛岡市】

大相撲の夏巡業が盛岡市で開かれました。力士を間近で見ようと多くのファンが訪れ、会場は熱気に包まれました。

盛岡市では9年ぶりの開催となった夏巡業におよそ6000人の大相撲ファンが訪れました。会場では力士と握手を求める人たちで長い列ができたほか土俵では迫力ある公開稽古が行われ、力士同士が激しくぶつかる音が響いていました。

また子どもたちと関取が真剣勝負するちびっこ相撲や相撲の禁じ手を面白おかしく紹介する初切など巡業ならではの企画に会場は笑いに包まれていました。

13日午後から行われた取組では盛岡市出身の十両・錦木がけがのため欠場する中、地元出身力士として会場を盛り上げたのが滝沢市出身で幕下の秋良。積極的に前に出て寄り切ると大きな拍手が送られたほか、秋良が幼少期に所属していた滝沢相撲クラブの関係者もその勇姿に感慨もひとしおの様子でした。

横綱昇進後、初の夏巡業となる大の里と横綱・豊昇龍がそれぞれ土俵入りすると、四股を踏むたびに大きな掛け声が飛んでいました。そして盛り上がりが最高潮に達した結びの一番。両横綱の迫力ある攻防に大勢のファンが魅了されていました。