NEWS / 県内ニュース
送り盆の伝統行事「舟っこ流し」【岩手・盛岡市】
盛岡市で、送り盆の伝統行事「舟っこ流し」が行われました。
「舟っこ流し」は、江戸時代から続く伝統行事で、盛岡市の無形民俗文化財に指定されています。竜の姿をした舟を提灯などで飾り、火をつけて川に流すことで先祖の供養と無病息災を祈ります。町内会などが制作した12の舟に火がつけられると迫力ある花火が上がりました。
舟は炎をゆらめかせながら静かに川を流れ、辺りには厳かな雰囲気が漂いました。見物客たちは、赤く燃え上がる舟を静かに見送りながら、亡くなった人たちに思いを寄せていました。