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7月の県内企業倒産6件 新型コロナの余波続く【岩手】

7月の県内企業倒産は6件と今年に入って初めて前の年の同じ月を下回ったものの、新型コロナの余波が続いています。

東京商工リサーチ盛岡支店によりますと7月に負債額1000万円以上で倒産した県内企業は6件で、前の年の同じ月と比べて3件減りました。

一方、新型コロナ関連の倒産が4件を占めていて、新型コロナが5類に移行して2年以上経った現在も業績が回復せず資金繰りに困窮する企業は少なくないとみられています。

今年発生した県内企業倒産は51件と前の年の同じ時期を上回っていて、東京商工リサーチは「企業倒産は今後も緩やかに増勢をたどるとみられる」としています。