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奥州市水沢伝統の二十日盆行事 乙女川燈籠(とうろう)流し【岩手】

 岩手県奥州市でお盆の伝統行事・燈籠(とうろう)流しが行われ、集まった人たちが川面に浮かぶ柔らかな光を見送りました。

 奥州市水沢で行われた乙女川燈籠流しには、地元住民を中心におよそ200人が参加しました。

 これは昭和初期に始まった水沢の二十日盆行事を起源としたもので、住職がお経を唱える中、乙女川に燈籠を流し、亡くなった人をしのびます。

 それぞれの燈籠がそっと川に浮かべられると、参加者は手をあわせて祈りを捧げ、温かな光が流れていく様子を見守っていました。

 川面には次々と流れる燈籠の光が揺らめき、周辺は幻想的な雰囲気に包まれました。