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聴覚に障害のある子どもたちが野球に挑戦【岩手・金ケ崎町】
聴覚に障害のある子どもたちが、はじめての野球に挑戦し白球を打つ喜びを体いっぱいに味わいました。
金ケ崎町を拠点に活動する社会人野球・トヨタ自動車東日本硬式野球部と岩手銀行が、初めて開いた体験教室には県内の3歳から19歳まであわせて19人が参加しました。体験教室ではトヨタ東日本の選手に加え、ろう野球日本代表・尾張圭佑選手も指導にあたり、キャッチボールやバッティングの基本を一人ひとりに丁寧に教えていました。
会場では手話通訳がサポートし、選手たちも口を大きく開けてゆっくり話すなど、工夫しながら交流を深めました。初めて握るボールの感触、打ち返した瞬間に伝わる振動。子どもたちはその一つひとつに笑顔を見せ、野球の楽しさを全身で感じていました。