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津波被害「伝承マップ」大槌町安渡地区まちあるき【岩手・大槌町】
大槌町の安渡地区で青森の大学生と地元の高校生らが東日本大震災の津波で被害を受けた場所を訪ね、復興の歩みを学びました。
青森公立大学の学生たちは大槌町の住民からの聞き取りをもとに今年3月、震災復興の過程を伝える「大槌町安渡地区伝承マップ」を作成しました。このマップでは22カ所が紹介されていて、掲載されているQRコードを読み取るとそれぞれの場所の被災当時の写真や詳しい説明を確認することができます。
23日は青森公立大学の学生や大槌高校の生徒などおよそ30人が3つの班に分かれて地元住民のガイドのもと伝承ポイントを見てまわりました。震災の経験を現地で学ぼうと青森県むつ市から防災士も参加していて、安渡地区を歩いた参加者たちは気付いた点を全員で共有し、話し合っていました。