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「シェイクアウト」 小学校で大地震を想定した防災訓練【岩手・盛岡市】
9月1日は防災の日です。盛岡市で大地震の発生を想定し「シェイクアウト」と呼ばれる一斉の防災訓練が行われました。
シェイクアウトは2008年にアメリカ・ロサンゼルスを中心に始まった地震防災訓練で、それぞれがいる場所で地震の揺れによる被害からとっさに身を守る行動をとります。
盛岡市は9月1日の防災の日にあわせて2016年からこの訓練を市内一斉に実施していて、このうち桜城小学校では開始の合図とともに教室にいる児童たちがおよそ1分間机の下に隠れて自分の頭や体を守りました。そして校内放送が使えなくなった想定で各階ごとに避難が呼びかけられると、児童たちは担任の誘導でクラスごとに校庭に移動し、いつ来るか分からない大地震から身の安全を確保する行動を確認していました。
市によりますと、今年の訓練には学校や企業など過去最多の400団体が参加登録したということです。