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列車運行中の地震を想定した訓練【岩手・盛岡市】

「防災の日」にあわせ、JR東日本では列車の運行中に地震が起きたことを想定した訓練が行われました。

この訓練は緊急時の対応を確認しようとJR盛岡支社管内で毎年実施されています。JRや消防などからおよそ100人が参加し、震度7の地震により列車が長時間非常停止することになった想定で行われました。

車内ではまず、運転士が乗客の人数やけがの状態を確認し、消防が駆けつけると目が不自由な人やけがをした人を列車の外に避難させていきました。外ではけがの程度に応じて治療の優先順位を決めるトリアージが行われ、避難させた後の対応も確認していました。火災でどのくらい視界が悪くなるを知ってもらおうと今回は初めて煙を充満させたテントの中を歩く体験も行われました。このほかにも、けが人を救出するために列車を持ち上げる訓練も行われました。

JRは災害時のマニュアルを徹底し、様々な災害に対応できるよう務めていくとしています。