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土砂災害から身を守る砂防出前講座【岩手・一関市】
一関市の弥栄小学校で土砂災害が発生した場合の適切な避難行動を学ぶ出前講座が開かれました。
一関土木センターの職員が講師を務め、土石流や地すべり、がけ崩れなどがどのようにして発生するのか実際の映像を交えながら説明しました。
その後、外に出た子どもたちの前に用意されたのは土石流の仕組みが分かる模型です。職員が雨のかわりに水を吹きかけると、、、砂が勢いよく流れ模型の家が巻き込まれてしまいました。一方、模型に砂防ダムが設置されると山のふもとにある家は土砂に巻き込まれず、その重要性がよくわかります。
しかし県内で土砂災害対策施設の整備が必要なおよそ4000カ所のうち、これまでに整備されているのは500カ所で、職員は子どもたちに避難の重要性を伝えました。