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高校生が育てた牛も栄誉 県畜産共進会【岩手・雫石町】

県内で育てられた繁殖牛の品質を競う審査会が雫石町で開かれました。高校生が育てた牛も栄冠に輝いています。

県畜産共進会は畜産農家の改良技術向上を目的に毎年開かれていて、3日は繁殖用の黒毛和種44頭が出品されました。

審査は年齢や出産歴など6つのクラスで行われ、骨格や毛並みの良さ、それに筋肉量が多いかなど10項目で評価します。このうち、10カ月から14カ月未満のクラスでは、岩泉町の高校生、工藤妃来代さんらが育てた牛が1等賞に選ばれました。また最優秀にあたる名誉賞には、花巻市の久保田美代子さんらが育てた牛が選ばれました。

組合によりますと今年は猛暑で食欲不振になった牛も見られましたが、品質に大きな影響はないということです。共進会は5日以降、馬や乳牛などの審査が予定されています。