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調理師めざす専門学生 新ブランド「盛岡夏いちご」を収穫【岩手・盛岡市】

 調理師を目指す専門学生が、盛岡の新たなブランドとなった夏イチゴを収穫しました。学生たちの料理を味わえるレストランのメニューに加わります。

 岩手県盛岡市渋民の農園でいま収穫のピークを迎えているイチゴ。

 「すずあかね」と呼ばれる品種で、春に植えて夏から秋に実る全国的に生産が少ない珍しいイチゴです。

 収穫したのは、MCL菜園調理師専門学校の2年生16人で、食材の栽培に携わることで生産者の思いを知ろうと、6月にも農園を訪れてイチゴの手入れをしています。

 調理から接客まで学生が行うランチ営業を来週に控え、4日は、当日の食材として使用するイチゴをサイズや色を見極めながらパックに詰めていました。

 すずあかねは、酸味があるのが特徴で加工にも適した品種です。

 今年2月にはこの農園で収穫されるイチゴが「盛岡夏いちご」として市のブランドに認定されました。

 10日から12日まで盛岡市内で営業する学生レストランは予約で満席となり、学校の前で弁当を販売する予定だということです。