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震災の教訓を後世に 桜ライン311 せん定した桜の枝で草木染め体験【岩手・陸前高田市】
東日本大震災の津波到達点に桜を植樹する取り組み桜ライン311。岩手県陸前高田市の中学生が、桜の枝を活用した草木染めを体験しました。
陸前高田市の春を彩る桜の木。桜ライン311は震災の教訓を後世に伝えようと、市内の津波最大到達地点に桜を植樹する活動です。
5日は、高田東中学校1年生59人を対象に、せん定された桜の枝を活用した草木染め講座が開かれました。
まず、ハンカチの一部に圧力をかけ染料が染み込まない模様となる部分を作ります。
生徒たちは自分好みの模様を作ろうと、割りばしや輪ゴムなど様々な道具を使って真剣に手を動かしていました。
そして、桜の枝を煮た染料で漬けると色鮮やかなハンカチの出来上がり。
生徒たちは出来上がったオリジナルの模様に笑顔を見せていました。