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がんと闘う子どもに希望の光を 小児がん啓発 ゴールドセプテンバー【岩手・矢巾町】

 1日から岩手県内で初めてスタートした世界小児がん啓発キャンペーン「ゴールドセプテンバー」。矢巾町の岩手医科大学付属病院で支援の輪を広げるイベントが開かれました。

 ゴールドセプテンバーは、小児がんを取り巻く課題や支援の必要性をより多くの人に知ってもらおうと行われています。

 期間中は、盛岡市の開運橋など県内5カ所がゴールドにライトアップされます。

 こうした中、5日、岩手医科大学付属病院を岩手ビッグブルズの選手たちが訪れ、入院中の子どもたちと交流しました。

 また、小児がんへの理解と支援を呼びかけるシンボルマーク「ゴールドリボン」を飾りつけるツリー制作も行われました。

 小児がんは、15歳未満の子どもに発症する希少がんで、日本では年間およそ2500人が診断されています。

 治療技術の進歩でおよそ8割が治る時代になった一方で、依然として金銭面のサポート面などが課題です。

 展示は、院内で12日まで行われます。