NEWS / 県内ニュース
東北管区広域緊急援助隊 北部三県合同訓練【岩手・滝沢市】
いざという時に備え、救助技術と連携の強化を図ります。北東北3県の警察で構成する広域緊急援助隊が、大規模災害を想定し合同訓練を行いました。
広域緊急援助隊は、30年前の阪神・淡路大震災の教訓を元に各都道府県に設置された災害対策の専門部隊で、大規模災害が発生した際、全国各地に出動し救助活動や交通路の確保などを行います。
9日は滝沢市に岩手・青森・秋田の警察本部からあわせて71人の隊員が集まり、最大震度7の地震による土砂崩れで、甚大な被害が発生したことを想定し訓練が行われました。車からの救出訓練では、ガラスの破片が飛び散らないようテープを貼って窓を壊すなど細心の注意を払いながら出口を確保していました。また、高い所から自力で降りられなくなった人や狭い場所からの救出訓練もあり、参加した隊員たちは災害現場での動きを確認していました。
来年1月には青森で東北6県の合同訓練が計画されています。