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新米の概算金 当初の額から3000円引き上げ【岩手】
JA全農いわては今年生産されるコメの概算金について、当初の額からさらに3000円引き上げることを決めました。
概算金はコメを集荷する際に農家に支払われる前払い金で、JA全農いわては9日、渇水により収穫量の減少が懸念されることや民間業者との集荷競争が激しくなっていることを背景に主要品種について8月発表した額より3000円引き上げることを発表しました。
これにより概算金は「ひとめぼれ」は3万1000円、「あきたこまち」は3万500円、「銀河のしずく」は3万1500円となります。
3万円台は現在の制度となった2015年以降初めてです。
JA全農いわては、「生産者・消費者双方にとってバランスの良い価格を目指す上で非常に難しい判断だった」としています。