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クマがブドウ150房以上食い荒らす【岩手・紫波町】
紫波町で小屋に保管されていた出荷前のブドウ150房以上がクマに食い荒らされる被害が確認されました。人への被害はありませんが、警察や猟友会などが警戒を強めています。
14日午後9時ごろ、紫波町佐比内の農業・高橋妙子さんが「外から変な音がする」と警察に通報しました。その後、駆けつけた警察官と住宅の敷地内にある作業小屋を確認したところ、10房ほどのブドウが食べられた形跡があったいうことです。現場に残されていた足跡や手跡などからクマによるものとみられています。この作業小屋では13日朝にも同様の被害があって、この2日間でワインなど加工用に出荷予定のブドウ150房以上が食べられたということです。
この地区では先月、農園のモモが食い荒らされる被害もあり、地元の猟友会が付近に罠を設置するなど警戒が続いています。