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山火事で被災したアワビ貝殻がアクセサリーに【岩手・大船渡市】
大規模な山火事で被害を受けた大船渡市の水産会社が、アワビの貝殻を使った小物の製作体験会を開きました。
「元正榮 北日本水産」は、山火事によって養殖アワビおよそ250万個が死滅しました。被災した貝殻を再利用したアクセサリーの販売に取り組んでいます。
体験会には、市内や陸前高田市などからおよそ50人が参加し、北日本水産の古川翔太営業部長から山火事の被害について説明を受けたあと、被災したアワビの殻を活用した小物づくりに挑戦しました。生後3カ月から6カ月の稚貝の殻を、合成樹脂の液に入れて固めることで美しい翡翠色のアクセサリーが完成です。