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災害対策本部設置も連絡つかず 盛岡市内舘市長が陳謝「心から反省」【岩手】
岩手県盛岡市の内舘茂市長は、8月の大雨で夜に災害対策本部が設置されてから朝まで連絡が取れずに登庁しなかったことを市議会で陳謝しました。
8月20日、盛岡市内に土砂災害警戒情報が出されたことを受け、市は午後10時すぎ、市役所に災害対策本部を設置しましたが、本部長の内舘市長は姿を見せず、連絡がついたのは翌日の朝でした。
市長は自宅で待機中に風邪薬を飲んだあと眠っていて、私用の携帯電話はマナーモードだったため職員からの電話やメールに気づかず、市から支給された携帯電話は市長室に置き忘れていたということです。
議員からは市長としての責任感を問う声や質問が相次ぎ、内舘市長は同様の事態を起こさないよう連絡が取れる体制を整備すると頭を下げました。