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「歯科技工士」深刻な後継者不足【岩手・盛岡市】

県保険医協会は、県内の歯科技工士の高齢化と後継者不足が深刻として記者会見を開きました。

歯科技工士は入れ歯や詰め物を作る専門職ですが、就業者は2004年から2022年にかけておよそ3000人減少し、現在は50歳以上が8割を超えるということです。

県内では2020年に唯一の養成校が廃止されて後継者の確保が一層難しく、協会は「診療報酬を引き上げ、適正な技工料が確実に技工士に届く制度を整備することが不可欠」などと訴えました。