NEWS / 県内ニュース

来年7月の山開きめざし 岩手山東側で入山解禁へ【岩手】

 噴火警戒レベル2が続く岩手山について、来年7月の山開きを目標に東側登山口の入山規制を緩和する方針が決まりました。

 24日、岩手山の火山防災について話し合う協議会の幹事会が開かれ、有識者や関係機関、自治体の担当者などが出席しました。

 岩手山は去年10月から火口周辺への立ち入りが規制される噴火警戒レベル2が続いていて、全ての登山道入口からの立ち入りが禁止されています。

 会議では8月、専門家による検討会で助言が出されたことを受け、来年7月1日の山開きを念頭に東側の「馬返し」など4つの登山口からの入山規制を緩和するスケジュールが承認されました。

 また西側の想定火口から2キロの範囲につながる3つの登山道には立ち入り禁止看板を設置する案も承認されました。