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笑顔に逢いたい 遺族が綴る言葉 受刑者が命の大切さ考える【岩手・盛岡市】
犯罪や交通事故で亡くなった人たちの等身大のパネルには、遺族の思いがのせられています。盛岡少年刑務所で展示され受刑者が命の大切さについて考えました。
「あなたの笑顔に逢いたい」
これは、自転車を走行中にわき見運転の車にはねられ死亡した当時15歳の女性の遺族が書いたメッセージです。
盛岡少年刑務所で開かれた「生命のメッセージ展」には、交通事故や事件に巻き込まれて亡くなったおよそ70人の等身大パネルや生前履いていた靴が並べられました。
被害者の心情を理解してもらおうと、指導の一環で見学が行われ、受刑者たちは1つ1つのパネルの前に立ち止まり、遺族が綴ったメッセージをじっくりと読んでいました。
この展示は、岩手県盛岡市の盛岡少年刑務所で、27日から行われる「矯正展」でも一般公開されます。