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秋の高校野球県大会準々決勝 ベスト4出そろう【岩手】

 来年春のセンバツにつながる秋の高校野球岩手県大会は準々決勝4試合が行われ、ベスト4が出そろいました。

 花巻球場第1試合は夏の王者花巻東と盛岡四が対戦。

 1回、花巻東は満塁のチャンスで4番古城が先制の犠牲フライを放つと。

 5番萬谷、6番久保村が連続タイムリーを放ち、いきなり4点を奪います。

 反撃に出たい盛岡四は6回、3番佐藤がヒットで出塁し3塁まで進むと、6番小笠原。

 センターへのタイムリーで、1点を返します。

 しかし反撃もここまで、最後まで攻撃の手を緩めなかった花巻東が7回コールドで準決勝進出です。

 花巻球場の第2試合は一関一と専大北上が激突。

 試合が動いたのは2回、一関一はランナーを2塁に置き、7番中山。

 タイムリースリーベースで先制すると。3回と7回にタイムリーが飛び出し、試合を優位に進めます。

 一方、ここまで無得点の専大北上は8回、得点圏にランナーを進めると3番梶田。

 タイムリーで1点を返します。

 しかし後が続かず。一関一が専大北上を下し、ベスト4進出を決めました。

 28日に予定されている準決勝の対戦カードです。

 きたぎんボールパークの第1試合は、高田と盛岡中央が対戦。

 1回に先制を許した盛岡中央でしたが3番神谷、4番安ヶ平の2者連続タイムリーですぐさま逆転に成功します。

 投げてはエース高橋楓眞が中盤までノーヒットに抑える完璧なピッチングを見せ、高田に付け入る隙を与えません。

 それでも高田は7回、チーム初ヒットを皮切りにチャンスを作ると、8番金野のタイムリーなどで2点差に迫ります。

 追いすがる高田でしたが、盛岡中央は終盤さらに得点を重ねました。10対4で準決勝進出です。

 きたぎんボールパーク第2試合は、盛岡誠桜と大会3連覇を狙う一関学院の私学対決。

 1回、一関学院は3番早坂、6番本宮のタイムリーでいきなり2点を奪うと。

 その後も自慢の強打を発揮し、3回までに8対0と大きくリードします。

 反撃したい盛岡誠桜は4回、ツーアウトながら満塁のチャンスで6番キャプテンの東山。

 しかしここはショート知花の好守備に阻まれ得点を奪えません。

 その後も一関学院は攻撃の手を緩めず、5回コールドで快勝です。

 試合はいずれも花巻球場で行われます。

 第1試合では花巻東と盛岡中央が、第2試合では、ここまで公立校で唯一勝ち上がった一関一と一関学院が対戦します。同地区対決です。

 岩手朝日テレビでは、準決勝と翌日の決勝・3位決定戦をインターネットで配信します。