IAT 岩手朝日テレビ

　勝てばドジャースの地区シリーズ進出が決まる一戦で、大谷翔平選手、そして佐々木朗希投手が躍動しました。

　１日、２本のホームランを放ち、豪快な一発に期待がかかる大谷。

　２打席凡退で迎えた４回の第３打席、球場のファンも総立ちで打球を追いますが、ここはライトフライに倒れます。

　しかしこのままでは終わりません。

　６回には１塁・３塁のチャンスで打席に入ると、一・二塁間を破るライトへのタイムリーヒット。

　大谷のこの一打から打線が繋がりドジャースは一挙４得点。

　流れを大きく引き寄せます。

　そして９回のマウンドには。５番手として佐々木が上がります。

　先頭バッターにいきなりメジャー自己最速１６２キロのストレートを投げ込むと、最後はスプリットで空振り三振を奪います。

　続くバッターからも２者連続の三振を奪いツーアウトとします。

　そして最後のバッターにはさらに最速を更新する１６３キロを計測。

　最後はショートフライに仕留め試合を締めました。

　佐々木は投じた１１球のうち６球が１６０キロ超えと、まさに圧倒的なピッチングでポストシーズン初登板を終えました。

　２連勝でワイルドカードシリーズを突破したドジャースは、５日から始まるフィリーズとの地区シリーズに臨みます。