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スクールガードもクマ対策 スプレーの使い方など講習【岩手・雫石町】

 県内でクマの出没や被害が相次ぐ中、岩手県雫石町では初めて、子どもたちの登下校を見守るスクールガードを対象にしたクマ対策の講習会が開かれました。

 町が開いた講習会には、町内5つの小学校のスクールガードや教職員らが集まりました。

 町内では2日、クリ拾いをしていた80代の男性がクマに襲われけがをしています。

 今年、県内では過去最多を更新するペースでクマによる被害が確認されていて、会場では町の対策アドバイザーがクマの生態やクマに出会った場合に取る理想の安全姿勢などについて説明しました。

 このあと参加者たちは、クマを追い払うための道具の使い方を教わると、訓練用に中身が入れ替えられたスプレーをクマに見立てた的に向かって噴射したり、撃退用の花火の使い方を確認したりしていました。