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【速報】震災から14年7カ月 宮城で発見の身元不明遺体は山田町の当時6歳の女児【岩手】
宮城県警察本部は9日、2023年に宮城県南三陸町で見つかった身元不明遺体が、東日本大震災で行方不明になっていた山田町の当時6歳の女の子と判明したと発表しました。
警察によりますと、2023年2月に宮城県南三陸町志津川の建設会社事務所で、下顎骨の一部が見つかりました。
警察が歯牙鑑定やDNA型鑑定などを行ったところ、この遺体が山田町の山根捺星さん(当時6歳)であることが判明しました。
山根さんは家族と自宅にいたところ、津波に巻き込まれ行方不明になっていたということです。
警察は今後、両親に遺体を引き渡すことにしています。
両親は、「ボランティアで清掃していただいた方、清掃した収集物を分別して発見してくださった方、あきらめずに調査していただいた警察の方には感謝しています。
あきらめていたところに連絡をいただき驚きましたが、大変うれしい気持ちです」とコメントしています。