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大規模断水に備え訓練 給水タンクの設置など連携確認【岩手・北上市】
浄水場の稼働が停止し、大規模な断水が発生した想定の訓練が岩手県北上市で行われました。
北上市と花巻市、紫波町の水道事業をしている岩手中部水道企業団の訓練には、盛岡市や奥州市、青森県八戸市など7つの市や町の水道担当者も参加しました。
訓練は、台風による停電で、非常用設備のない浄水場の稼働が停止し、2万世帯が断水したという想定で行われました。
参加者たちは、給水タンクの組み立てや給水車から水を貯める方法を確認したあと、給水タンクから水を給水袋に入れて配る訓練も行いました。
岩手中部水道企業団は風水害や渇水などに備え、近隣だけでなく北東北など広域でも連携を強化したいとしています。