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商品券売買を装い闇金業 東京の男ら逮捕 県内の債務者 一関の男性など数十人か【岩手】

 商品券の売買を装って闇金業を営んだとして、30歳の東京の男らが逮捕されました。岩手県内の債務者は数十人に及ぶとみられています。

 貸金業法違反の疑いで逮捕されたのは、東京・台東区の阿部誠己容疑者(30)ら5人です。

 阿部容疑者らは、去年12月ごろから今年4月ごろまで間、正規の登録を受けず一関市の40代の男性などに対しあわせて数十万円を貸し付けた疑いが持たれています。

 阿部容疑者らはホームページで「商品券の高価買取」などとうたい、申し込みをした人の口座に現金を振り込んだあと、2倍相当の商品券購入を指示していたということです。

 貸付金は全国で7億円以上で、債務者は県内だけでも数十人いるとみられています。

 岩手県警は、資金獲得目的で形成されたトクリュウグループによる犯行として余罪も含めて捜査を進めています。