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宮城・南三陸町で発見の遺骨 震災で行方不明 山田町の6歳女児と判明【岩手】
宮城県警は、2023年に南三陸町で見つかった身元不明遺体が、東日本大震災で行方不明になっていた岩手県山田町の当時6歳の女の子と判明したと発表しました。
警察によりますと、2023年2月に南三陸町志津川の建設会社事務所で、清掃作業中にあごの骨の一部が見つかりました。
DNA型鑑定などを行ったところ、この骨は2011年3月の東日本大震災で行方不明になっていた山田町の山根捺星さん、当時6歳のものであることが判明しました。山根さんは家族と自宅にいたところ、津波に巻き込まれ行方不明になっていたということです。
警察では今後、両親に遺骨を引き渡すことにしています。
両親は「ボランティアで清掃していただいた方、清掃した収集物を分別して発見してくださった方、あきらめずに調査していただいた警察の方には感謝しています。
あきらめていたところに連絡をいただき驚きましたが、大変うれしい気持ちです」とコメントしています。